夏は高い気温と高い湿度によりカビや細菌、ノミ・ダニの活動が活発になる季節です。
今回は夏になると特に増えてくる皮膚病とその予防法をいくつかご紹介します。
夏に発症しやすい皮膚病
ノミアレルギー性皮膚炎
体に寄生したノミに咬まれることでアレルギー反応を引き起こします。
1匹のノミに吸血されただけでも発症し、症状が重くなる場合もあるので注意が必要です。
強い痒みを伴い、脱毛やポツポツとした赤い湿疹が見られます。
ノミが寄生しやすい背中からお尻に病変が広がるのが特徴です。
ホットスポット(急性湿疹)
高温多湿によって皮膚が蒸れて細菌が繁殖してしまうことが原因です。
強い痒みや痛みを伴うため、患部を舐めたり、血が出るまで掻き壊してしまうこともあります。
犬や猫の体に常在しているマラセチアと呼ばれるカビの一種が増えすぎることで皮膚炎を引き起こします。
体がベタベタと脂っぽくなり、赤みや痒みのほかに独特の臭いを示すのが特徴です。
自宅でできる予防法
予防薬の投与
ノミアレルギー性皮膚炎の場合、ノミの寄生を防ぐことが大切です。
毎月1回のお薬でしっかりと予防を行いましょう。
空調の管理
細菌の繁殖を防ぐために、湿気がこもらないよう窓を開けて風通しを良くしたり、
エアコンの設定温度に注意して快適に過ごせる環境づくりを心がけましょう。
皮膚を清潔に保つ
シャンプーや水遊びをした後は被毛を毛根までしっかりと乾かしましょう。
散歩後に部分的に洗った時も濡れた部分をしっかりと乾かすことが大切です。
半乾きのままにしておくと菌が繁殖してしまいます。
日々のケアで大切なワンちゃん・ネコちゃんの皮膚を守りましょう!
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