
眼を健やかに保つため、視覚の機能維持には
活性酸素を除去・無毒化してくれる抗酸化作用を持つ成分を摂ると良いとされています。
今回は眼の健康サポートにおすすめのサプリメントをご紹介したいと思いますが、
その前に活性酸素と抗酸化作用をもつ色素について、少し解説していきます。
活性酸素とは
酸素は私たち生物が生きるために必要不可欠な物質ですが、
呼吸によって体内に取り込んだ酸素は、代謝の過程で一部が活性酸素となります。
活性酸素は色々な物質と反応しやすく酸化をさせてしまうので、
過剰になると細胞が傷ついたり、血管や肌が老化したりする原因となります。

眼は特に活性酸素の影響を受けやすい器官でもあり、活性酸素の影響を受けると、
水晶体や網膜などの眼の組織の老化を促進させ、結果として白内障などの疾患へつながることも。
また、涙やけを悪化させる原因にもなります。
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日常生活の中では、紫外線やブルーライト、他にも排気ガスやストレスなど
様々な外的要因が体内での活性酸素の発生を助長するため、眼へのダメージ要因となります。

活性酸素には抗酸化作用で対抗!
体内の活性酸素を減らすことが、組織の老化を抑えるポイントとなります。
抗酸化作用とは、活性酸素による酸化を防止したり、活性酸素を除去する作用のことをいいます。
色素の持つ抗酸化作用で眼を健やかに
植物は色素を持つことによって、紫外線から自身を防御しています。
天然の色素は高い抗酸化作用を持つことが知られています。
色素の持つ抗酸化物質は、活性酸素を除去・無毒化することで、
細胞の酸化や老化を抑え、眼を健やかに保ってくれます。
水晶体の白濁の原因のひとつとして、活性酸素による影響があります。
活性酸素が水晶体の細胞を傷つけ、たんぱく質を変性させてしまうことで水晶体が濁っていきます。
眼の老化予防に、白内障の進行を遅らせるために、積極的に摂りたい成分です。
黄色の色素。カロテノイドと呼ばれる色素の一種でマリーゴールド、ほうれん草、ケールなどに多く含まれます。 水晶体、網膜黄斑部に存在し、眼の細胞を守るとともに白内障や網膜変性症の予防に働きます。 |
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赤色の色素。カロテノイドと呼ばれる色素の一種でサケ、エビ、カニに多く含まれます。 抗酸化作用のほかに、ピント調節機能の改善や網膜の血流量を増加させる働きがあります。 |
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青紫色の色素。ポリフェノールの一種で、ブドウや小豆などに多く含まれます。 白内障の予防や、腸内フローラを改善し便臭を軽減する効果なども報告されています。 |
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赤紫色の色素。ポリフェノールの一種で、ビルベリーやブルーベリー、カシスなどに多く含まれます。 暗いところでの視力にはたらくロドプシンの合成を助ける作用もあります。 また、緑内障での視野障害の進行を抑える可能性についても期待されています。 |
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黄色の色素。ポリフェノールの一種で、ウコン(ターメリック)に多く含まれます。 白内障進行予防に効果があるとされるほか、肝臓の解毒作用促進や免疫機能の促進にも効果があるとされます。 |
これらの色素は緑黄色野菜などから摂れますが、食事だけで十分な量を摂ることはなかなか難しいものです。
だからこそサプリメントで積極的に補給することをおすすめします。
毎日の食事から美味しくサプリメント成分を
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いつものごはんにプラスすることで、美味しくサプリメント成分を摂取することができます。
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